2010年8月10日火曜日

ありがとう!鍋祝い

いつもお世話になっています。
室温でヨーグルトが発酵できるほど暑い厨房ですが、みなさんいかがお過ごしですか。

10数年前、ついひと月前迄20年も営業を続けていたスナック居抜きを借りて、カレー屋を始めました。不動産を借りるのがやっとで、設備諸々に掛けるお金もありませんでした。
お金があったら入れたいな。と思ってたタンドールも、キッチンの狭さとお金のなさゆえに断念。
かわりにそこには、高速ガスオーブンがありました。

他には、鍋やら食器やらカトラリーやらトップにグリーンを飾る木製パーテーションやら机やらテーブルやら(コインを入れて遊ぶインベーダーゲームや、百円を入れて星占いが出てくる置物などはありませんでしたが・・・)、正に昭和なアイテムがたくさんありました。

店を開けるとすぐに、スナックの頃のお客さんが戻ってきてくれました。
カレーライスがあるなら、ピラフ出来るでしょ?
肉があるなら、サンドイッチ作って・・・
夜は気軽にお酒を飲みたいから、ちょっとしたつまみをちょうだい。かわりにチャージ払うから・・・

暫くは、サンドイッチやオムライス、リゾットなども作りました。もちろんカレー以外に。
半年もするとさすがに疲れてきて、知り合いのバングラ人たちに登場してもらいました。
そして、かつて常連さんだった近所の人たちに、カレーの意味を徐々に知ってもらいました。
どうりで不思議な味がすると思った・・・

今は良い思い出です。その居抜き店舗に残されていたものの一つ:鍋の底に、一ミリ程の穴があきました。
目に見えない通行手形をもらえた気分です。とりあえず、今まで頑張ったね。。。

まさか、カレー屋さんがここまで長く続くとも思わず、
結果的に、鍋に穴があくまで使い込めることができたのも
また、途中で加わったスタッフ:子供が、店の給仕ができるまで大きくなったのも
今まで来て下さったお客さんのお陰と思っています。

今まで引越しやら何やらで、節目だらけの店ですが、また新たにうれしい節目ができたような気がしてます。
ささやかですが、感謝の気持ちから、ジンジャーラッシーをサービスさせてください:通常はメニューにありません。(8月末まで)
飲みたくない!とい方は、要らないよ。と声をかけてください。


2 件のコメント:

あおの さんのコメント...

おめでとうございます!
これからじわじわ通ってお店の空気に馴染ませていただこうと思っています。
お子様の給仕ぶりにも、きゅん、となりました。
季節季節の節目をTapirさんで感じるのが、
この町での暮らしの楽しみになりそうなので、どうぞお身体お気をつけて、新たな一日、ヒトトセ、重ねて行ってください。

タピ さんのコメント...

あおのさま

コメント、ありがとうございます。
ただでさえ小さい店ですが、営業中に小言や説教、果てはその日の復習などをやっていて、居心地の悪い店でないと良いのですが・・・
今後もよろしくお願いいたします。